間(アイダ)specialist(研究家)加藤綾音の小さな幸せ発見記 Camping in Residence!

【IJCCリートレ】キャンプリーダーの役割からみえること…。

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少し前後しますが、3月はじめのこと。先日、梅が香る母校、ICUに学生キャンプリーダーのトレーニングで行ってきました!

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IJCC(ICU・ジュニア・キャンパス・キャンプ)も始まってから、早4年目の春を迎えようとしています。

子どものための大学キャンプ

子どものためのリベラルアーツ

であり、同時に、キャンプリーダー(大人)として関わる学生たちの学びの場、成長の場にもなってほしいという願いで始まったキャンプ。ですから、リーダートレーニングの場で何ができるか、学生リーダーたちにとってキャンプがどんな場であればよいのか、そのためにディレクターの私は何ができるのか、ずっと考えてきました…。

 

そんな中、今回のトレーニング前に1つ整理がついたのが、リーダーの役割。

①子どもたちを見守る大人

②ロールモデル

③ファシリテーター

ちょっとまとめてみることで見えることもあるので書いてみようと思います。

 

見守る

①の「見守る」という部分は、どんな子どもキャンプにおいても必須で基礎的な大人の役割です。大きなケガや、迷子などがあれば、活動自体がストップしてしまう。そうならないように、しっかりと見守る大人の責任を果たすことは欠かせません。

ただし、ここだけに終始していては、安全な場はできても、「リーダーたちの成長」ということに繋がるかどうかという視点は見えくいのです。

 

ロールモデル

そこで、②のロールモデル。この視点があることで、関わる学生リーダーたち一人一人の成長が、直接的に子どもたちのためになっていくことがすっきりと理解できると思います。

ロールモデルとは、何か特別な「かっこいい!」ことをするというようなことだけではありません。どうしても、子どもたちにとってお兄さんお姉さんである学生リーダーたちの動きは、一挙手一投足がお手本になるのです。

大人の考える姿勢を、

大人の楽しむ姿勢を、

大人の小さな態度を

子どもたちはよ〜く見ています。そして、そこから驚くほど多くを吸収していくのです。(怖いほどに…)

ですから、大人自身だけでなく子どもたちにとっても、その大人の気分がどうあるか、どういうことを考えているのか、どんな動きをしているのか、が大事になってきます。

私は②については、自分たち大人の心そのものに向き合うこと、自分の経験や得意不得意、興味に目を向けることを大切にトレーニングの場をつくるように心がけています。
そうすると、大人が「苦手だな…」「不安だな…」と思うことにどう向き合っているのか、「うまく行かない…」となっている人にチームメンバー(大人同士)がどう手を差し伸べているのか。そんなことがとても大きなことだということに気づくのです。

ですから、不安なことを出しあうこと、チームでどうフォローできるのか考えること…そういう時間をトレーニング中に取っています。

 

一人ひとりの不安や課題が違うので、毎回やっていて私自身が学ぶことの多い時間です。

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ファシリテーター

そして③のファシリテーター。

これは、一人ひとりだけでなく、俯瞰して全体を見て動く役割です。IJCCでは、この役割を意識して、企画の根本からすべてを学生リーダーたちに共有して、一緒につくってもらうようにしています。

ただ単に、「〇〇のプログラム係で、この荷物を運んでね」という風に指示して関わってもらう方法もありますが、そうはせず、あえて時間をかけてでも「どういうプログラムにする?」というところから一緒に考えてもらうのは、そのプログラムの背景を理解してほしいからです。

全体を俯瞰してみて、背景や根本にある軸を知ってからその場に関わると、キャンプ本番になっても「考え続けながら」活動に参加することができる。そうすれば、子どもたちが「こんな風にしてみたいんだけど…」と提案してくれた時に、「それなら、こうしよう…」という柔軟な対応もできます。

それは、大人たち自身が自由になること、その場で責任をもって判断していくこと…そして子どもたちが主体的で居られる場をつくることにも繋がります。

 

今、IJCCに関わってくれている学生リーダーの仲間たちは、このことをよく理解して、ひとりひとりが一生懸命その時々の場面に向き合っています。私が思いつかないようなアイディアを出してくれたり、びっくりするようなことを、ちゃんと目を見開いて受けとめてくれたり、1人では到底できないようなことをチームで協力してやり遂げたり…。本当にすごいなぁ、素敵だなぁと思います。

 

ひとつひとつに向き合うことは、面倒で、大変で、時間のかかること。目をつぶりたくなるピンチ…。

だけど、それを乗り越えていくことで、一緒につかみとっていきたい。

ピンチをチャンスに変える力を。

(▲これがIJCCのキャッチフレーズなのです^^)

そして、この力がキャンプに関わったすべての人の中で、次の何かに活かされれば、何かの支えになれば嬉しいなぁ…とそう思っています。

成長させて頂いているのは私も同じ。この場に関われて感謝です!

さぁ、4月4日は春のDayキャンプ。どんな企画ができるのか、どんな子どもたちと出会えるのか、楽しみです!

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▼IJCCとは?
http://www.icu-service.com/news/?p=32
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